2009/08/05

茶入れと仕覆のこと

のんびりとですがずっと茶道を習っています。何年か前には和室を作ってもらい、炉をきり茶室としても使っています。でもなかなか道具が集まりません。欲しいなぁ、と思うものと買える力に開きがありすぎるのです。それでも好きで焼物の展覧会をのぞいていると、フィットするものに会えるときもあり、少しずつ集めています。これは織部釉が美しい現代の作家の茶入れです。濃茶の手点をするのに茶入れには仕覆がいります。名物裂の写しなどが多いのですが、自作の紬で仕覆を作るのがずっと夢でした。お茶の袋物を作るのも習いたいと思っていながらなかなか叶いません。ところがなんと、友人で有名な手芸家の方が習っておられて「お稽古に。」と言って作って下さいました。これはお茶でつかうものですが もう一つお気に入りの錫のぐいのみの仕覆も制作中です。みなさんも大切なお気に入りの器に仕覆をつくってみたくないですか。今度の個展では参考作品として展示しようと思っています。