2009/09/07

風呂敷のこと

五年ほど前、雑誌の取材に来られた素敵な編集者の方が手みやげを風呂敷につつんで胸元に持っておられました。そして挨拶の時さっとその風呂敷を外して包みを手渡して下さいました。「何と素敵な所作なんでしょう!」と心の中で感心していました。そして取材の後ぽつんと「かすみさんの紬のきものとっても素敵だけれど、都会で働く女性には着る機会がなかなかありません。だけどこんな紬の風呂敷があれば使ってみたいなぁ。。。」とおっしゃいました。瞬時に「私も欲しい!」と思いました。それからいろいろ工夫を重ねて作りました。かなり『よそいき』の風呂敷ですが、いろんなふうに使っていただけたら嬉しいです。40,60,90センチ角のサイズがあります。桐箱に入っています。そして今回から房がつきました。