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二色の糸がざぁーっと並んで千切りに巻かれています。
チャコールグレーとミントグレーの太めの真綿糸です。
これがあぜ竹を通って綾をとると、くっきり太縞が表れました。
でも、綾竹二本の前後で色が反転しています。
これは…経糸を、
一本ずつ隣り合った違う色が交互に並び、二本同じ色が並んだあと、また違う色が交互に並ぶ。この二本並ぶときに反転します。
これを何度か繰り返します。
そして…緯糸を、
同じように、一越しずつ違う色を交互に織り込み、二越し同じ色を、また違う色を交互に。。。
すると、こんな柄が表れてきます。
平織りなのに細かな柄が織り出せるので、昔から織られてきました。
古風なんだけど、モダン。
糸が太いので、柄がどんどん出来て、織るのがとても楽しいです。
これは八寸帯です。けっこうシックな帯になりそうです。
この反転させるタイミングで柄の大小が変えられるので、次はマフラーを織ってみたいなぁ。。。と思っています。
そろそろ、暖かなマフラーが欲しくなる季節ですものね。
「アフターエイト」って、ミントクリームを挟んだ薄いビターチョコレートがありますよね。
それを連想させられます。大好物です!