2018/11/03

秋たけなわ2018


11月に入りました。このところ本当に気持ちのよい秋晴れが続いています。
我が家の庭では秋の草花や早咲きの椿「西王母」が咲いています。

久しぶりに織り上げていた作品の写真を撮るために反物を広げてみました。

そこへ、秋の澄明な日差しが木漏れ日を落としています。

あぁ….、やっぱり秋がいちばん「染織ごころ」をくすぐるなぁ…..。と感じました。



そんなわけで、春頃に機に掛けながらも「新緑の気分にそぐわなくて…」と後回しにしてしまった茶色づくしの着尺。

けっきょく、秋に入ってから織り上げました。

経糸は単純な縞で、緯糸はさまざまな茶色が入って横縞の方がつよく表れています。
小格子のようでもあり横段柄のようでもあります。
無地紬の帯が合いそうですね。




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