2014/04/10

春色きもののこと







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寒の戻り、花冷え、三寒四温、などと言いながら春がやってきました。
京都市内よりも少し春がおそい我が家の庭はいま桜が満開。
椿や辛夷、水仙やいかり草などの草花も一気に咲き誇っています。

そんな卯月の空のような色のきものが出来ました。
「臭木 くさぎ」という、秋に瑠璃色に色づく木の実で染める青磁色です。
白と合わせてすっきりとした経て縞にしているので、全体は白青磁色でしょうか。

日射しの強い日中などは暑さを感じることもある季節に入りますから、このような涼味を感じる色は爽やかですね。
これをお召しになる方は、藍色の帯と合わせたいとお考えです。

今回は同色の帯締めもご所望でしたので、「佳編」さんにお願いしました。